sayonara mizuno wakusei byTumblr .
さよなら水の惑星。
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【秋山仁のこんなところにも数学が】(75) 3人より2人の方が効率アップ - MSN産経ニュース
ある一連の作業を片付けるとき、2人で協力して作業するのと、3人で作業するのとどちらが早く終わるでしょうか。ほとんどの人は、迷わず「3人」と答えるでしょう。しかし、例えば料理のように複雑な手順を段取りよくこなさなければならない仕事の場合、必ずしもそうとは限りません。「まさか」と思うかもしれませんが事実、3人より2人のほうが早く終わるケースはいくらでもあるのです。
ピクニックに行ってカレー・パーティーを開き、次のような作業をこなさなければならないとします。カッコ内は、それぞれの工程の所要時間です。作業に参加する人間の能力はみな同じとして、誰がどの作業を担当しても、それだけの時間がかかるものとします。
(1)火をおこす(8分)(2)野菜を洗う(2分)(3)野菜を切る(3分)(4)野菜を煮る(7分)(5)ルーを作る(7分)(6)場所を探す(3分)(7)荷物を整理して食器を出す(2分)(8)テントを張る(8分)(9)テーブルの準備(8分)(10)カレーを煮込む(18分)以上、=図1
各作業にはそれぞれ優先順位があります。火をおこさなければ野菜を煮たりルーを作ったりすることはできないし、場所を探さなければテントを張ることも食卓を出すこともできません。作業は、この流れ図で示された通りの順番で進めなければなりません。また、チームワーク優先のため、着手可能な仕事がなければ休んでもいいですが、できる作業があるときは決して休んではいけないとします。
page: 2
この条件にしたがって、まずA、B、Cの3人で可能な限り効率よくパーティーの準備を終える段取りを考えてみましょう。まず、最初に着手できる仕事は「火をおこす」「野菜を洗う」「場所を探す」の3つです。この3つのどれかが終わらなければ、他の作業は何ひとつ始められません。
そこで、Aに火をおこしてもらっている間に、Bが野菜を洗い、Cが場所を探しに行くことにします。Aは8分かかるが、Bは2分、Cは3分で終わってしまう。BとCはそれぞれ次に野菜を切り、荷物を整理します。
スタートから5分後に、再びBとCの手が空きます。まだAが火をおこし終えていないので、切った野菜を煮ることも、ルーを作ることもできません。着手可能な作業は、「テントを張る」と「テーブルの準備」です。これをBとCが担当します。
その間に火をおこし終えたAが、ルーを作り始めます。その途中で、テント張りと食卓準備を終えたBとCの手が空きますが、着手可能な作業は「野菜を煮る」しかありません。カレーを煮込もうと思っても、まだルーができあがっていませんし、野菜も煮えていないからです。
Bが野菜を煮ている間、Cは休まざるを得ません。また、ルーを作り終えたAも、Bの作業が終わるまでヒマにひまになります。必然的に空き時間が発生してしまうのです。Bが野菜を煮たら、あとはルーと一緒に煮込むだけ。それをAが担当すると、BとCはやることがありません。
page: 3
以上のスケジュールに沿って作業を進めると、カレー・パーティーを始められるようになるまでの所要時間は38分です=図2。他にもスケジュールの作り方はいろいろありますが、これが3人で作業する場合の最短スケジュールです。
では、同じ作業をA、Bの2人で行った場合、一番効率的なスケジュールを作成すると、カレーができるまでに何分かかるでしょうか。常識的には、38分以上かかるように思えるでしょう。
しかし、同様に考えると、なんと驚いたことに所要時間はたったの33分で済むのです=図3。3人がかりで同じ作業を行ったときより、5分も短縮できたのです。これはトリックでも何でもありません。この場合は、3人より2人のほうが空き時間を作らず、効率的に作業を進めることができるのです。
皆さんも、これを機に、自分のスケジュールを見直してみたらどうでしょうか。意外と空白の時間が生まれて、人生に潤いをもたらすかもしれません。
この種の問題を「ジョブ・スケジューリング問題」といい、コンピューター科学ではとても重要な研究分野です。








(via fmfy)

(via fmfy-deactivated20110915)
posted 4 months ago

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ある一連の作業を片付けるとき、2人で協力して作業するのと、3人で作業するのとどちらが早く終わるでしょうか。ほとんどの人は、迷わず「3人」と答えるでしょう。しかし、例えば料理のように複雑な手順を段取りよくこなさなければならない仕事の場合、必ずしもそうとは限りません。「まさか」と思うかもしれませんが事実、3人より2人のほうが早く終わるケースはいくらでもあるのです。

ピクニックに行ってカレー・パーティーを開き、次のような作業をこなさなければならないとします。カッコ内は、それぞれの工程の所要時間です。作業に参加する人間の能力はみな同じとして、誰がどの作業を担当しても、それだけの時間がかかるものとします。

(1)火をおこす(8分)(2)野菜を洗う(2分)(3)野菜を切る(3分)(4)野菜を煮る(7分)(5)ルーを作る(7分)(6)場所を探す(3分)(7)荷物を整理して食器を出す(2分)(8)テントを張る(8分)(9)テーブルの準備(8分)(10)カレーを煮込む(18分)以上、=図1

各作業にはそれぞれ優先順位があります。火をおこさなければ野菜を煮たりルーを作ったりすることはできないし、場所を探さなければテントを張ることも食卓を出すこともできません。作業は、この流れ図で示された通りの順番で進めなければなりません。また、チームワーク優先のため、着手可能な仕事がなければ休んでもいいですが、できる作業があるときは決して休んではいけないとします。

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この条件にしたがって、まずA、B、Cの3人で可能な限り効率よくパーティーの準備を終える段取りを考えてみましょう。まず、最初に着手できる仕事は「火をおこす」「野菜を洗う」「場所を探す」の3つです。この3つのどれかが終わらなければ、他の作業は何ひとつ始められません。

そこで、Aに火をおこしてもらっている間に、Bが野菜を洗い、Cが場所を探しに行くことにします。Aは8分かかるが、Bは2分、Cは3分で終わってしまう。BとCはそれぞれ次に野菜を切り、荷物を整理します。

スタートから5分後に、再びBとCの手が空きます。まだAが火をおこし終えていないので、切った野菜を煮ることも、ルーを作ることもできません。着手可能な作業は、「テントを張る」と「テーブルの準備」です。これをBとCが担当します。

その間に火をおこし終えたAが、ルーを作り始めます。その途中で、テント張りと食卓準備を終えたBとCの手が空きますが、着手可能な作業は「野菜を煮る」しかありません。カレーを煮込もうと思っても、まだルーができあがっていませんし、野菜も煮えていないからです。

Bが野菜を煮ている間、Cは休まざるを得ません。また、ルーを作り終えたAも、Bの作業が終わるまでヒマにひまになります。必然的に空き時間が発生してしまうのです。Bが野菜を煮たら、あとはルーと一緒に煮込むだけ。それをAが担当すると、BとCはやることがありません。

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以上のスケジュールに沿って作業を進めると、カレー・パーティーを始められるようになるまでの所要時間は38分です=図2。他にもスケジュールの作り方はいろいろありますが、これが3人で作業する場合の最短スケジュールです。

では、同じ作業をA、Bの2人で行った場合、一番効率的なスケジュールを作成すると、カレーができるまでに何分かかるでしょうか。常識的には、38分以上かかるように思えるでしょう。

しかし、同様に考えると、なんと驚いたことに所要時間はたったの33分で済むのです=図3。3人がかりで同じ作業を行ったときより、5分も短縮できたのです。これはトリックでも何でもありません。この場合は、3人より2人のほうが空き時間を作らず、効率的に作業を進めることができるのです。

皆さんも、これを機に、自分のスケジュールを見直してみたらどうでしょうか。意外と空白の時間が生まれて、人生に潤いをもたらすかもしれません。

この種の問題を「ジョブ・スケジューリング問題」といい、コンピューター科学ではとても重要な研究分野です。

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